ちなみにこの生姜ですが。。。
同じ「身体をあたためる」でも
生で食べるのと、乾燥した状態・加熱した状態で食べるのとでは
「身体のあたため方」が違うそう
生で食べたときは生姜の成分である「ジンゲロール」が
「深部にある熱を、手や足といった末端に送る方法」で身体をあたためます
一方、
乾燥・加熱した生姜の場合は「ショウガオール」という成分が
「胃腸を刺激して、体熱を作る方法」であたためるとのこと
結果として身体の深部を冷やす、ジンゲロールのあたため方は
熱があるとき・解熱したいときにおすすめだそうです
また生の生姜には、白血球を増やす働きや強い殺菌作用があるので、
風邪の初期症状を追い払ってくれるそう
「微熱のある風邪のひきはじめには生姜が良い」
と言われているのは
こういう理由からだったのですね◎
消化力に関していえば、胃酸の分泌を良くしてくれたり、
生姜自体が持っている「たんぱく質を分解する酵素」で
身体の消化活動をサポートしてくれたりーと、
全力でアグニ(消化力)が燃えるように
わっしょいわっしょいしてくれます
古く昔から、今なお変わらず
私たちの不調に対応してくれるなんて生姜
なんて頼もしい(・ω・)
アーユルヴェーダを勉強していると
ひんぱんに「生姜!」「ショウガ!」という言葉を
目にするのですが、とても納得しました
ただピッタ(火のエネルギー)が増大している状態、
身体が火照っていたり、イライラしていたり、寝不足のときなどは
症状を悪化させてしまうので、控えたほうが安心とのこと
ピッタが増大していない方に関しても
1日にいただく量は10g、小さじ1杯程度を目安にするのが良いそうです
今月は、ぱぱっと作れるジンジャーエールのお話
アグニ(消化力)をしっかり大切にして
瑞々しく美しい梅雨を感じながら、心地よい毎日をお送りください:)
■ 他にもすごいぞ、生姜の力 ■
・老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれる
・血流促進によって代謝が上がり、ダイエット効果が期待できる(*´ω`)
・気管支炎や胃潰瘍を引き起こすウイルスをやっつけてくれる
・嘔吐中枢の乱れを整えて、吐き気や二日酔いを抑えてくれる
・コレステロールを材料に作られる胆汁の生成を促す
→胆汁生成にコレステロールが使われるので数値が下がる