グルカンド
が、
だいすきなんです、とっても
バラは強い冷却作用を持った花で
ピッタ系(火のエネルギー)の不調対策として
取り入れることがすすめられています
いつか見たどなたかのサイトで「ローズレッド ペタルで作ってみた」
とあったので、これはこれは。。。と、試してみました
薔薇の花びらをジャムにしたアーユルヴェーダのお薬、グルカンド
Gul(グル) = ローズ、花
Khand(カンド) = 砂糖
という意味のアラブ語だそうです
多くのものに良い面・悪い面があるのと同様に
ものごとの根底にある3つのエネルギー、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カファ(水)の
現れ方にも「良い現れ方」、「悪い現れ方」があります
ピッタがその人の中でバランスよくあるときは、
熱意をもって物事に取り組めたり
てきぱき無駄なく行動出来たり
身体的には、食べたものをきちんと消化したり
血色の良い、魅力的な輝きがお肌にあったりと
活きいきとしたエネルギーとして働きます
反対に、増え過ぎるなどで他の2つのエネルギーとのバランスが乱れると
イライラしたり
周りや自分に対して攻撃的になったり
度を超えた完璧主義になってしまったり
身体では口内炎や肌の炎症を起こしたり
充血、霞みといった目の不調が出てきたり
下痢になったり
といった、困った形で働きます
こういった、ピッタの乱れを整えてくれるグルカンドは
胃酸過多や肝臓の不調、あせもやアトピーにも良いのだとか
ピッタは「消化」や「血液」に関係するエネルギーでもあります
アーユルヴェーダ医師は「肌を見て血液の状態を知る」そうなので
ピッタを整えることで血液浄化=皮膚トラブル対策になるのですね
さらにピッタの「消化するエネルギー」は食べたものの消化に限らず
「情報の消化」でもあるので、記憶力アップにも良いそうです◎
おぉぉぉ
なんだかすごいぞ、グルカンド
もう少しするとやってくる夏は
どんな体質の方でも、もれなく身体に熱がこもり
ピッタが増えやすくなる季節
気持ちよく夏を過ごすために
日常にグルカンドを取り入れるのも良さそうです
バラと同様に冷たい性質を持ち、ピッタを下げる「甘味」である
ミルクに溶かして飲みましょう、なんてレシピも見つけたりして、
ますますグルカンド好きが止まりません◎
本来の作り方は「グラブ」という、フレッシュなインドローズの花びらと
カディサッカルという砂糖を交互に重ねて漬け、
太陽の光に当てて成熟させていくのだそう
私のグルカンドは本家とはとても離れたものですが
それでも赤い色の鮮やかなビンは、なんだかとても美味しそう
窓辺に置いたビンを眺めながら
「早く出来ないかなー」と、わくわくしながら過ごしています:)